yayoi_baseballのブログ

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【野手】2000年度生まれプロ野球選手の1年目成績【小園根尾藤原世代】

2000年度生まれ野手の1年目成績をまとめました。

注目選手の寸評と来季の展望を記しました。

 

一軍成績

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10人が初出場を、6人が初安打を記録しました。

 

小園海斗

特筆すべきはやはり広島・小園海斗でしょう。正遊撃手であった田中広輔の不振および故障離脱を機に出場機会を獲得し、同期の中でダントツの40安打、4本塁打を放ちました。2019年の高卒1年目野手で最も活躍した選手と言えるでしょう。菊池涼介MLB移籍が実現すれば、来季は規定打席到達も十分あり得るでしょう。

また、若手選手の登竜門とされるフレッシュオールスターゲームでは、先頭打者ホームランを含む2安打1打点でMVPを獲得しました。

 

藤原恭大

1番センターで開幕スタメンを勝ち取ったロッテ・藤原恭大でしたが、打撃で苦しみ一軍定着とはなりませんでした。来季にあたっては、マーティンの残留決定や福田秀平のFA加入により出場機会は限られそうです。

 

 

二軍成績

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22人が出場しました。

 

山下航汰

1年目にして二軍で首位打者のタイトルを獲得した山下航汰。育成ドラフトでの入団ながら打ちに打ちまくり、7月5日には支配下登録を勝ち取りました。育成指名選手の1年目での支配下登録は球団史上初でした。一軍初安打も放つなど、今後を嘱望される選手の一人です。一軍定着のためには、不安視されている守備力の向上が不可欠でしょう。

 

太田椋

若手育成に舵を取ったオリックスの次世代を担うのが大型内野手の太田椋です。ショートを守りながらOPS.743をマークし、非常に将来性を感じさせられる選手です。同い年の宜保も遊撃手ですが、同時に出場する際には宜保がセカンドに回るケースが多かったようです(逆パターンもあり)。上記の山下とは中学時代チームメイトでした。

 

 

他にも4球団競合ドラ1の根尾昂、二軍で14本塁打の万波中生、濱田太貴や野村佑希、羽月隆太郎や林晃汰ら、将来が楽しみな野手が大勢います。来季以降の活躍に期待しましょう!