yayoi_baseballのブログ

日本のプロ野球について色々書きます。

【投手】2000年度生まれプロ野球選手の1年目成績【吉田輝星世代】

2000年度生まれ野手の1年目成績をまとめました。

注目選手の寸評と来季の展望を記しました。

 

一軍成績

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2人が初登板および初勝利を記録しました。吉田は初登板での初勝利でした。

 

吉田輝星

夏の甲子園を沸かせたスター選手がプロでの第一歩を踏み出しました。6月12日の広島戦では5回1失点で初登板初勝利を記録。投球数84球のち8割に迫る67球でストレートを投じ、最大の武器がプロでも通用する可能性を大いに感じさせました。その後は苦しい投球が続きましたが、2軍では新人離れした奪三振能力を発揮しなかなかの成績を残しました。来季開幕から1軍で先発ローテとはいかないでしょうが、最も動向を注視したい投手の一人です。

 

戸郷翔征

スリークオーターぎみのフォームから最速154km/hのストレートを投げ込む右腕です。ドラフト6位指名ながら同世代の投手の中で最も好成績を残しました。勝てば優勝という9月21日のDeNA戦で異例の初登板を果たし、4回2/3を投げ2失点と堂々の投球を披露したのが印象的でした。しかし、注目すべきはそれに至る二軍での成績で、42回を投げ与四球8、奪三振44という非常に完成された投球でした。背番号を13に変更するなど首脳陣からの期待も厚く、開幕から先発ローテに入る可能性も十分にあります。

 

二軍成績

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19人が登板しました。

 

古谷拓郎

鎌ヶ谷市出身で習志野高校卒業という地元のスター候補です。将来性を買われてドラフト6位で入団した右投手ですが、二軍では高卒ルーキー最多の6勝を挙げるなど、戸郷・吉田の次に好成績を残しました。特徴的だったのは与四球で、50投球回に対して11(9回あたり1.98)と高水準でした。千葉ロッテの先発投手は層が厚いので、来季は一軍デビューが目標になるでしょう。

 

 

この年代の投手は全体的に苦戦を強いられました。1学年下に佐々木・奥川ら有望な投手が揃っているだけに、負けじと頑張ってほしいですね!